【Java】開発環境構築手順

環境構築

Java Development Kit (JDK) をインストール

  1. Java JDKのインストール
    • まず、Java Development Kit (JDK) をインストールする。Oracle JDKOpenJDKなどから選択する。
  2. VS Codeに「Java Extension Pack」をインストールする。

homebrewでのmavenのインストール

Mavenは、Javaプロジェクトのためのビルドおよび依存関係管理ツールで、プロジェクトの構築、依存関係の解決、ドキュメントの生成などのプロセスを自動化する。Mavenは「プロジェクトオブジェクトモデル」(POM)を使用してプロジェクトの構造、依存関係、プラグインなどを定義する。このPOMは、pom.xmlというXMLファイルで記述される。

以下のコマンドを実行してmavenをインストールする。

$ brew install maven

結果: 正常にインストールできている。

$ mvn -v
Apache Maven 3.9.5 (xxx)
Maven home: /opt/homebrew/Cellar/maven/3.9.5/libexec
Java version: 21.0.1, vendor: Homebrew, runtime: /opt/homebrew/Cellar/openjdk/21.0.1/libexec/openjdk.jdk/Contents/Home
Default locale: ja_JP, platform encoding: UTF-8
OS name: "mac os x", version: "14.1", arch: "aarch64", family: "mac"

新しいMavenプロジェクトの作成

以下のコマンドを使用して新しいMavenプロジェクトを作成する。groupId, artifactId, version, package はプロジェクトに合わせて変更する。

以下の Maven コマンドを実行すると、 Java project が作成される。

$ mvn archetype:generate \
  -DarchetypeArtifactId=maven-archetype-quickstart \
  -DinteractiveMode=false \
  -DgroupId={group-id} \
  -DartifactId={project-name}

例えば、 {group-id} を com.example 、 {project-name} を example-java とする場合は、以下のコマンドを実行すればよい。

$ mvn archetype:generate \
  -DarchetypeArtifactId=maven-archetype-quickstart \
  -DinteractiveMode=false \
  -DgroupId=com.example \
  -DartifactId=example-java

このコマンドは、指定されたディレクトリに新しいMavenプロジェクトを作成する。

AWS SDK for Javaの依存関係を追加

プロジェクトのpom.xmlファイルを開き、AWS SDK for Javaの依存関係を追加する。

<project ...>
  ...
  <dependencies>
    <dependency>
      <groupId>junit</groupId>
      <artifactId>junit</artifactId>
      <version>3.8.1</version>
      <scope>test</scope>
    </dependency>
  </dependencies>

  <!-- AWS SDK for Java -->
  <dependencyManagement>
    <dependencies>
      <dependency>
        <groupId>software.amazon.awssdk</groupId>
        <artifactId>bom</artifactId>
        <version>2.20.45</version>
        <type>pom</type>
        <scope>import</scope>
      </dependency>
    </dependencies>
  </dependencyManagement>
  ...
</project>

4. Javaコードの記述

  1. Javaファイルの編集:
    • src/main/java/com/example/appgroupIdartifactIdに基づいて変わる)にあるJavaファイルを開き、AWS SDK for Javaを使用するコードを記述する。
package com.example;

/**
 * Hello world!
 *
 */
public class App 
{
    public static void main( String[] args )
    {
        System.out.println( "Hello World!" );
    }
}

5. プロジェクトのビルドと実行

  1. ビルド:
    • コマンドプロンプトまたはターミナルでプロジェクトディレクトリに移動し、mvn packageを実行してプロジェクトをビルドする。
  2. 実行:
    • ビルドが成功したら、生成されたjarファイルを実行する
$ java -cp target/example-java-1.0-SNAPSHOT.jar com.example.App

Hello World!

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